1991-03-08 第120回国会 衆議院 社会労働委員会 第4号
○町田説明員 不法就労者をなくすということは、これは非常に困難な話であります。それは政府機関が努力しても、簡単に解決する話ではないのだろうと思います。 どういうことかと申しますと、我が国の周辺の諸国にはそれぞれの国内で十分な雇用の機会を与えられ得ない方々が億単位という膨大な数でおられるわけです。また、我が国とそれらの国との間の経済格差が非常に大きいという事実もございます。
○町田説明員 不法就労者をなくすということは、これは非常に困難な話であります。それは政府機関が努力しても、簡単に解決する話ではないのだろうと思います。 どういうことかと申しますと、我が国の周辺の諸国にはそれぞれの国内で十分な雇用の機会を与えられ得ない方々が億単位という膨大な数でおられるわけです。また、我が国とそれらの国との間の経済格差が非常に大きいという事実もございます。
○町田説明員 ただいまの御質問がありましたようなケースにつきましては、基本的に当局の方は不法就労外国人の積極的な摘発、それから速やかな退去強制の実施に努めているところでございますが、退去強制手続中、これら外国人につきまして賃金の未払いとか労働災害等の問題があるときは、当局は非常に人手不足でありますし、また、施設の問題、いろいろな問題、隘路があるわけでございますが、その中でできる限り配慮して、ケース・バイ・ケース
○町田説明員 ただいまの個別のケースにつきまして、具体的な資料等が手元にないので、ここで明確にお答えできないわけですが、私どもといたしましては、退去強制の過程で例えば本人がまだ賃金をもらっていないというようなことを申し立ててきた場合には、可能な限りもらえるようにしてあげるというか、そういうようなことは若干やっております。
○町田説明員 ただいま政府委員室で何か失礼なことを申し上げたようなお話でございます。それはもう何かの手違いだと思いますが、私自身もきのうも桜井議員のところに説明に参りましたし、あちこち何度も説明に上がっております。——いえ、そんなことはございません。 六月一日の施行後、不法就労外国人の取り締まりに対して対応できるのかという御質問でございます。
○町田説明員 男性につきましては主として建設業等を中心としたいわゆる工事等に携わる方々あるいは雑役、女性につきましては風俗関係の業務に従事しているというのがほとんどでございます。
○町田説明員 法律的にはおっしゃるとおりであろうと思います。私どもとしては、主として、入国しやすくなってくる、そういう面が非常に大きいのではないかなと考えておるわけです。
○町田説明員 違います。
○町田説明員 ただいま委員の御指摘のありましたような、例えば未払い賃金がまだあるというようなときには、私どもはそれがわかった範囲では、直接雇い主等に連絡して支払うように促すというようなことは実際に実務としてやってございます。
○町田説明員 質問の御趣旨がよくわからない面がありますが、私どもとしては、実際に収容して、それで退去強制手続をとる、その過程でそういったことがわかりますと、それは取り立てたり、あるいは先ほど申しましたような措置をとった上で帰している、そういう認識でおるわけでございます。 ただ、こういうことがあると思うのです。
○町田説明員 それは症状にもよると思うのですが、例えば非常に重症であるというようなものであれば、一時的に病院へ入ってもらったものもあります。しかし、そうでもないというものであれば、それは収容した状態で時々通院させるというような形で処理したものもございます。
○町田説明員 まず第一に不法就労者の数ということでございますが、私どもとして把握している数は、先ほど来ここでお話が出ておりますように、出入国の要するに出国者と入国者の差、こういう客観的な数字、それからもう一つは、私どもが摘発いたしまして調べた者たち、こういうものからの要するに実情、こういった二つの資料をもとに推測しているだけでございます。それ以外の資料がないというのが実情でございます。
○町田説明員 私ども、不法就労外国人として入管法違反ということで摘発した者の中に、若干名ではございますが、例えば指が切れているとか、そういうような者がおりました。そういう事例の場合、私どもとしては、働いていた先の使用者を探しまして、そして労災の手続をさせてというようなことをやっております。そういう例が確かに実務上散見されるということは事実でございます。
○町田説明員 お答えいたします。 御指摘の旅館街における摘発は、昭和六十二年以降、約三十軒あると見られる旅館のうちの十七軒に対しまして、合計二十四回にわたって私ども立入調査を実施いたしまして、合計九十四名のフィリピン女性を摘発いたしました。
○町田説明員 特段警察と仲が悪いということではなくて、警察と協力しながら努力していくというつもりでおりますが、たまたま摘発の際のいろいろな都合で独自の摘発が多かったのではないか、こう思っております。 私どもにつきましては、いわゆるブローカー対策が極めて重要だ、こういうぐあいに思っております。
○町田説明員 本年六月に私ども摘発した際の状況では、三十一名を摘発したわけでございます。その際のいろいろな供述等から、まだほかにも相当数いたようであるということはわかったわけですが、その後は、私ども摘発後は姿が見えなくなったといいましょうか、そういうような事実はあるようでございます。その後それがどこへ行ったのかというところまではまだ把握できておりません。
○町田説明員 具体的に中国側との交渉につきましては外務省が現在担当いたしておりますが、そのうち中国側とチャネルができれば恐らく日本の入管と中国側の入管当局との間で具体的な話が始まるであろう、それによって初めて具体的な送還の方法、委員御指摘の、例えば船によるとかどちらがお金を持つというような話はこれからだんだん決まっていく話であるというぐあいに思っております。
○町田説明員 委員御指摘の暴力団あるいはブローカーの関与の実態、私ども一生懸命関心を持ちまして今調査中でございますが、具体的にどういう男がどういう形で関与しているというところまではまだつかめていない、こういう状況でございます。今後、私ども一生懸命その方向について調査いたすつもりでございますし、この面について警察庁とも協力しながら強力に進めてまいりたいと思っております。
○町田説明員 私どもの考えておるところでは、一カ月や二カ月では無理である、恐らくさらに半年近くかかるのではないか、そんなふうな見方をいたしております。
○町田説明員 私どもの所掌しております出入国管理及び難民認定法の基本的な考え方は、外国人につきまして在留資格というものと在留期間というものを決めて、そしてそれを通じて管理するという考え方でございます。
○町田説明員 森田委員の質問、不法就労者の実態ということでございますが、それにつきましては、不法就労者全体の実態を正確に示す資料、これはまだないわけでございますが、法務省の入国管理局で推計いたしましたところでは、昭和六十年末現在、我が国の不法就労者数は合計五万人ぐらいというぐあいに思われております。
○町田説明員 お答えいたします。
○町田説明員 お答えいたします。 税金の関係につきましてはともかく、もし入管法違反の共犯、そういったようなことになれば、これはまた処罰の対象になる場合もあるかもしれない。そういう場合はまれかもしれませんが、そういうこともあり得るということでございます。
○町田説明員 畜産物の輸入問題についてのお尋ねでございますけれども、畜産物の輸入割り当て枠につきましては、基本的には国内の需給動向を十分見きわめるということと同時に、他方、関係国との友好関係にも留意しながら設定するということが必要であるというのが私どもの基本的な考えでございます。
○町田説明員 最近に例を見ないような異常寒波によりまして、御指摘のとおり野菜価格につきましては大変に値上がりいたしております。
○町田説明員 チェックにつきましては、先ほども申し上げましたけれども、一つは農林省の出先機関でございます地方農政局の職員が各八百屋さんを回りまして、その辺の物価の動向なりについて常時実態を把握しているというようなこと、さらにはまた、都道府県なり市場関係なりにもいろいろと要請等を行いまして、そういった問題についての監視なり、要すれば適切な指導なりをお願いをしているということでございます。
○町田説明員 今おっしゃったようなことについての対策につきましては、先ほど申し上げたようなことでこれまでも実施をしてきたつもりでございますし、これからもそういった方向でさらに指導を強化していきたいと考えております。
○町田説明員 この問題につきましては現在労使間におきまして協議を続けているところでございますけれども、林野庁当局といたしましては、国有林野職員の給与水準が一般公務員のそれに比較いたしまして著しく均衡を失するということは、給与特例法の精神からいたしましても好ましくないという基本的考え方に立っているところでございまして、これまでの間も年々の配分等に際しましてその改善について可能な限り意を用いてきたところでございます
○町田説明員 お答え申し上げます。
○町田説明員 この問題につきましての公労委との関係についてでございますけれども、実は、これまでに公労委の方から、労使間でさらに協議するようにという趣旨の調停案等も示されておるところでございます。これらを受けまして、労使間で現在協議を進めているところでございまして、先ほども申し上げましたけれども、年々の配分等の中で可能な限り意を用いてきておるところでございます。
○町田説明員 毎月発行されているように存じております。
○町田説明員 三月号、見ております。
○町田説明員 存じております。
○町田説明員 地位協定の解釈につきましては、実はいろいろ、と言っては申しわけありませんが、全般的に外務省であろうと思います。私どもは、地位協定についての正確な御答弁はいたしかねます。 ただ、先ほど国鉄長瀬常務理事から申しましたように、鉄道営業法というのがございまして、この六条で、「鉄道ハ左ノ事項ノ具備シタル場合二於テハ貨物ノ運送ヲ拒否スルコトヲ得ス」と、こういう規定がございます。
○町田説明員 ただいまの先生の御質問の中で、私どもが承知しておりますことだけ申し上げます。 米軍の山田弾薬庫の弾薬輸送につきましては、米軍の輸送司令部から国鉄に対しまして、正式の輸送要請ではございませんで、照会と申しますか、ということが過日ございました。その内容につきましては、国鉄のほうから詳細につきましては答弁させていただきます。
○町田説明員 全力を尽くしたいと思います。
○町田説明員 その決意でございます。
○町田説明員 そういう申請が出てまいりました場合には、当然のことでございますけれども、要員の問題、保安の問題、あわせて厳重に審査するようにということは十分申し伝えたいと思います。
○町田説明員 受け付けないというほど強いものではございませんけれども、できるだけ地元の了解を得るように、こういうような行政指導はいたしておったと思います。
○町田説明員 まず、国鉄の例について申し上げます。 来年度から上げるのか上げないのかというお話でございますが、その点につきましては、先生もおっしゃっていただいておりますが、国鉄財政再建推進会議というものをやっておりまして、その結論を見て決定いたしたいということでございますので、現在の段階では何とも申し上げられません。
○町田説明員 ただいま大臣からお答えをいたしましたとおりでございます。予算の編成の全体の姿を見まして、その中で前向きに積極的にこの問題を解決するように努力いたしたいと考えておる次第であります。
○町田説明員 きめられた処理方式というのは正式にはございませんで、ただいま御指摘のございました消毒式と循環式、こういうふうに大体二つに分かれているわけであります。
○町田説明員 お答えいたします。 ただいま御指摘の列車の同時進入の問題でございますが、これは御指摘のように同時進入というのは非常に限定して認めております。
○町田説明員 お説のとおりでございまして、先般出しました通達におきましても、各陸運局を通じまして事故防止の計画を提出させる。それから実施に際しましては、陸運局長並びに陸運局の職員が実際に現場に参りまして、事故防止の実際の状況をよく把握する。それから、三カ月間という期限を切って特別訓練期間といたしておりますので、それが済みました十月にはその結果を報告するということも示達してあります。